佐々木Dr.が第103回日本消化器内視鏡学会総会の附置研究会で発表、司会を務めました。

2022.05.23[ 学会消化管 ]

2022年5月に京都で開催された第3回 Helicobacter pylori未感染と除菌後時代の胃癌発見に役立つ内視鏡診断の構築研究会で、演題発表と共同研究報告の司会を行いました。

演題:除菌後 10 年以降に発見された浸潤癌の臨床病理学的特徴                                                 除菌後10年以上経過して浸潤癌で見つかる症例への対策として、検査間隔3年未満、中分化型腺癌/未分化型癌の更なる検討の必要性を報告し、国立国際医療センター 上村直実先生の統括発言にも一部引用していただきました。

未感染胃癌については、国立がん研究センターの牛島俊和先生より、内視鏡所見ではとても判別困難な除菌後胃と未感染胃を区別しうるバイオマーカーの紹介があり、今後の未感染胃癌研究に大きな革命を起こすと思われました。多施設で更に症例を集め、胃癌診療のエビデンスを作っていく事が今後の目標です。

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